畳縁の幅を2cmにしてほしいとのご要望がありました。
畳業界ではまだ尺・寸・分・厘を使用していますので、6分5厘(約2cm)で仕上げさせていただきました。
普通の畳縁は1寸(約3cm)が多いです。
上の畳が通常の縁幅で、下が細くなっています。1cmの差でも敷き込むと印象が変わります。
細縁は無地がおすすめです。(柄縁ですとせっかくの柄が出ません(^o^))
追記 : お問い合わせをいただきましたので、細縁について補足させていただきます。
畳縁の幅の細さですが、畳の状態にもよりますので5分縁(1.5cm)位までではないでしょうか。
(落語:「牛ほめ」に出てきます「畳は備後の5分縁でございます」ぐらい )
表替の場合は、すでに使用していた畳床になりますので、その状態で出来る範囲の細さになるかと思います。
柄縁でも、小柄や総柄などの場合は細くしても大丈夫です。
先日表替させていただきましたお客様の、既存の畳が花柄の8分縁(2.5cm)になっておりました。
畳の古表を剥がすときに気が付いたので、柄縁ですと細いという印象が薄いかもしれません。(家具等があった事も関係もあるかもしれませんが、、)
花柄(香織№500梅)の8分縁(剥がした畳縁で再現してみました)
少し雑ですみません、こんな感じになります (^^)
ご参考にしていただけたらと思います。
お問合せありがとうございました。